10月12日 第19回仁淀川の森と水を考えるシンポジウム 開催のお知らせ
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- 8月25日
- 読了時間: 3分
仁淀川漁業協同組合は、森・川・海のつながりを大切にし、鮎をはじめとする水生動植物の増繁殖を目指し、現在、流域の諸機関・諸団体と連携して清流保全活動に取り組んでおります。
国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」で、仁淀川は4年ぶりに日本一の座を獲得することができました。しかしながら、近年はその座を逃すことも多く、私たちはこの状況に強い危機感を抱いております。
今回のシンポジウムでは、水生生物研究家の石川妙子先生の「底生動物から見た仁淀川の変化」のご講演で仁淀川の現状を把握し、国、県、流域7市町村の首長が率直に語り合うことによって、より建設的で実効性のある貴重な機会を皆様と共有し、改めて河川環境の改善について考える会になることを期待しております。
仁淀川流域の皆様はもとより、県民の皆様にも広くご参加いただき、活動へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

開催期日: 令和7年10月12日(日)14時~17時 (開場13:30)
開催会場: 土佐市複合文化施設 つなーで「ブルーホール」
入場無料
主催:仁淀川漁業協同組合
共催:仁淀川流域交流会議(高知市・土佐市・いの町・日高村・佐川町・越知町・仁淀川町) 仁淀川清流保全推進協議会
後援:高知県、高知河川国道事務所、国交省 地方整備局 大渡ダム管理所、高知県内水面漁業協同組合連合会、仁淀川森林組合、 (株)西日本科学技術研究所、仁淀川わくわく会議、佐川越知ライオンズクラブ、土佐ライオンズクラブ、伊野ライオンズクラブ、一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会、(株)相愛
シンポジウム開催プログラム(予定)
開 会 14:00
主催者挨拶 仁淀川漁業協同組合 代表理事組合長 吉村 正男
共催挨拶 仁淀川流域交流会議 会長 池田 牧子
来賓祝辞 国土交通省 高知河川国道事務所 事務所長 渡邊 国広
歓迎挨拶 土佐市長 板原 啓文
基調講演 14:20~15:10
仁淀川清流保全推進協議会 会長/水生生物研究家 石川 妙子
「底生動物から見た仁淀川の変化〜魚を支える川虫の役割〜」
- 休憩10分 -
パネルディスカッション 15:20~16:50
テーマ「仁淀川」~これからの仁淀川に私たちができること~
◇パネラー
渡邊 国広(国土交通省高知河川国道事務所 事務所長)/竹﨑 誠(高知県林業振興・環境部 副部長)/弘瀨 優(高知市副市長)/ 板原 啓文(土佐市長)/ 池田 牧子(いの町長)/ 松岡 一宏(日高村長)/ 片岡 雄司(佐川町長)/ 小田 保行(越知町長)/ 片岡 信博(仁淀川町長)/ 吉村 正男(仁淀川漁業協同組合 代表理事組合長)
◇ファシリテーター
石川 妙子(仁淀川清流保全推進協議会 会長・水生生物研究家)
質疑応答 16:50~17:00
閉会挨拶 17:00
仁淀川漁業協同組合 副組合長 筒井 一水
ご講演の先生のプロフィール
石川 妙子(いしかわ たえこ)
出身地 岐阜県関市
清流長良川の水で育ちました。
夫の赴任先高知に来て、長良川の中流から上流にかけての景観と仁淀川の景観がよく似ていると感激し、いの町に居を構えました。
環境指標としての生物調査をしていましたが、水生昆虫を採集していると川の変化に気づき、河川環境のさまざまな問題が見えてきました。NPO等に所属し、河川の環境保全に関わる活動や啓発を行っています。
出身地 岐阜県関市
1974年 奈良女子大学理学部卒業
1975年 高知県へ
1999年〜2007年 物部川漁業協同組合員外理事
2001年 物部川21世紀の森と水の会役員現在に至る
2006年〜2015年 特定非営利活動法人環境の杜こうち理事、理事長、副理事長
2010年〜現在 仁淀川清流保全推進協議会会長
2017年〜現在 認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター理事