イドミミズハゼ

ハゼ科
汽水域 高知県指定希少野生動植物
イドミミズハゼ
 ※写真の無断転用、複写を固く禁じます

全長6~8㎝。ミミズハゼに似た細長い体形をしているが、眼がより小さく、体色はピンク~オレンジ色。淡水の染み出す海岸や汽水域の砂利の中に生息し、海に近い掘り抜き井戸でみつかったこともある。汽水型、淡水型、大村型等の多型が知られ、将来幾つかの種に分割される可能性がある。

特徴

○全長約6㎝ 
○体長は細長く体高は体長の約1/10 
○頭は小さく平たい 
○目はとても小さいが生きているときは皮膚に埋没していない 
○体は半透明でピンク色~オレンジ色
○うろこはなく、ぬるぬるした体表

レッドデ-タブックでの指定状況
高知県:絶滅危惧Ⅰ類  
環境省:準絶滅危惧種

「高知県指定希少野生動植物」

 高知県下において特に保護の必要性が認められる種に対し、「高知県希少野生動植物保護条例」に基づき県が指定した種で、許可なく捕獲、採取、殺傷または損傷することが禁止されています。 

2021年現在、汽水・淡水魚類ではここに紹介する4種が指定を受けていますが、仁淀川水系にはこれら4種の全てが生息しています。これは、仁淀川水系だけがもつ大きな特徴です。


県指定希少野生動植物のため食べることは出来ません。また、小さすぎて食べるところがないのに加え、身に水分が多く、加熱するとさらに縮むと思われます。

高知県指定希少野生動植物
上流域
中流域
下流域
汽水域

監修・写真:高橋弘明氏

参考文献:​​『山溪ハンディ図鑑 増補改訂 日本の淡水魚』『高知県レッドデータブック2018 動物編』

この「さかな図鑑」における貴重な写真は、株式会社西日本科学技術研究所(https://www.ule.co.jp/)、​株式会社相愛(https://www.soai-net.co.jp/)の高橋氏のご厚意により提供いただいています。