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モクズガニ
モクズガニ科
中流域

※写真の無断転用、複写を固く禁じます
甲幅は86mm、体重180gに達する大型種。成体はオス、メスともハサミ脚の掌部がふさふさとした毛で覆われる。産卵期は主に秋で、親ガニは川を下り河口域に移動してくるため、これを捕る漁がおこなわれる。
県下では「つがに」と呼ばれ、そのまま茹でたり、殻ごと潰したものを布で濾して「つがに汁」にして食べる。
特徴
○鋏脚の掌部に毛の房がある
○甲は丸みのある四角形で眼の両脇にあまりするどくない棘が3本ある
○体色はやや緑色を帯びた褐色で腹面は白い
在来種
○食用可能
塩ゆで、つがに汁など。生で食べると「肺寄生虫症」を発症することがあるので、 加熱が必須。潰すときは内臓や身の飛沫が体につくと寄生される可能性があ るので注意。
※漁期は8月1日~11月30日まで 漁期・ルールなど詳しくはこちら
高知県指定希少野生動植物
上流域
中流域
二ホンウナギ カワムツ ヤリタナゴ トサシマドジョウ アユ サツキマス カマキリ カジカ小卵型 ドンコ シマヨシノボリ オオヨシノボリ ボウズハゼ モクズガニ ミナミテナガエビ ヒラテテナガエビ ニゴイ
下流域
汽水域
監修・写真:高橋弘明氏
参考文献:『山溪ハンディ図鑑 増補改訂 日本の淡水魚』『高知県レッドデータブック2018 動物編』
この「さかな図鑑」における貴重な写真は、株式会社西日本科学技術研究所(https://www.ule.co.jp/)、株式会社相愛(https://www.soai-net.co.jp/)の高橋氏のご厚意により提供いただいています。
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