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ヤリタナゴ
コイ科
中流域
※写真の無断転用、複写を固く禁じます
タナゴ亜科のうち県内に産する唯一の在来種。高知県内では物部川水系~仁淀川水系にかけての県中央部と渡川水系に分布。雑食性で付着藻類や底生動物を餌とする。4~5月頃、高知県内ではニセマツカサガイやミナミタガイ等のいきたイシガイ科の鰓(えら)に卵を産み付ける。
特徴
○最大で全長12cmほど
○一対の長い口ひげ
○背びれと臀鰭の膜に細い楕円形の黒色斑
○産卵期のオスは鮮やかな婚姻色
高知県:滅危惧Ⅰ類
環境省:準絶滅危惧種
タナゴの仲間は「にがぶな」と呼ばれ、各地で甘露煮等にして食用とされています。本種は数が減っているため、食べるのであれば外来種のタイリクバラタナゴにしてください。
高知県指定希少野生動植物
上流域
中流域
二ホンウナギ カワムツ ヤリタナゴ トサシマドジョウ アユ サツキマス カマキリ カジカ小卵型 ドンコ シマヨシノボリ オオヨシノボリ ボウズハゼ モクズガニ ミナミテナガエビ ヒラテテナガエビ ニゴイ
下流域
汽水域
監修・写真:高橋弘明氏
参考文献:『山溪ハンディ図鑑 増補改訂 日本の淡水魚』『高知県レッドデータブック2018 動物編』
この「さかな図鑑」における貴重な写真は、株式会社西日本科学技術研究所(https://www.ule.co.jp/)、株式会社相愛(https://www.soai-net.co.jp/)の高橋氏のご厚意により提供いただいています。
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