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オオヨシノボリ
ハゼ科
中流域
※写真の無断転用、複写を固く禁じます
全長12㎝に達する大型のヨシノボリ属。河川上、中流域の急流部に生息する。中規模(鏡川や新庄川くらいの長さ)以上の川を好み、直接海にそそぐ小さな川にはいない。雑食性で付着藻類や水生昆虫などを捕食する。
高知県では小型のハゼ科魚類を総じて「ごり」という地方名で呼ぶが、本種もその一つ。
特徴
○腹びれは吸盤状
○胸びれ基部に黒いひし形の斑紋がある
○背びれ、尾びれなど白く縁どられてよく目立つ
○尾びれ付根の斑紋は黒い棒状
在来種
○食用可能
素揚げ、唐揚げ、佃煮など。大きくなると骨が固いので未成魚の方が食用に向いています。
高知県指定希少野生動植物
上流域
中流域
二ホンウナギ カワムツ ヤリタナゴ トサシマドジョウ アユ サツキマス カマキリ カジカ小卵型 ドンコ シマヨシノボリ オオヨシノボリ ボウズハゼ モクズガニ ミナミテナガエビ ヒラテテナガエビ ニゴイ
下流域
汽水域
監修・写真:高橋弘明氏
参考文献:『山溪ハンディ図鑑 増補改訂 日本の淡水魚』『高知県レッドデータブック2018 動物編』
この「さかな図鑑」における貴重な写真は、株式会社西日本科学技術研究所(https://www.ule.co.jp/)、株式会社相愛(https://www.soai-net.co.jp/)の高橋氏のご厚意により提供いただいています。
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